大型図録本日本の国宝仏画祖師図全収録文化庁監修仏教美術密教美術曼荼羅浄土教画来迎図山越阿弥陀図普賢菩薩不動明王十二天六道絵写真解説 コレクション

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大型カラー図録本 増補改訂版 文化庁監修 国宝1 絵画1 仏画・祖師図
毎日新聞社 昭和62年第5刷 175ページ 38x26.5x3cm 作品写真図版フルカラー 解説図版モノクロ 函入 金箔押し布張上製本

※絶版
刊行当時の、日本の国宝1033件をすべて収録したシリーズのうちの一冊、仏画・祖師図編。 日本の仏教美術の中でも涅槃図、曼荼羅、如来像、菩薩像、明王像、天部像、来迎図などの 密教絵画・浄土教画・仏画・祖師像ほか 総点数50点の全図・部分図などをフルカラーで収録。
各図版の説明は、略名称、員数、所在地住所、所蔵者(国、寺院、博物館等)、材質、技法、文様、法量、時代を付記。 モノクロ参考図版も合わせて、各分野の文化庁担当官が詳細に解説した、最高峰の内容となっています。 大判本ですので、図版も細かいところまで見ることができます。 愛好家必携・大変貴重な資料本です。画像のものが全てです。
 【増補改訂にあたって】 より 一部紹介  文化財保護委員会監修「国宝」は昭和三十八年に発行され、その後、文化庁監修『原色版国宝』と改題し、巻数を変えて出版された。これらは、昭和二十五年五月に制定された文化財保護法に基づいて指定される国宝を、広く国民に紹介することを目的に刊行したものである。多くの困難を乗り越えて、全国各地に所在するすべての国宝を収録する大事業を完遂した旧版編纂者の努力に、心からの敬意を表したい。  それ以来すでに二十年余の歳月が経過し、指定件数も増加した。そこで想を新たに、以下の要綱によって増補改訂版を編纂したものである。 一、本書は、昭和五十九年十一月一日現在における日本の全国宝1,033件のすべてを収録したもので、その編成は、旧版が時代別であったのに対して、絵画、彫刻、工芸品、書跡・典籍、古文書、考古資料、建造物の各部門に類別し、別冊として国宝便覧を付した。 一、図版の編集に当たっては、大幅にその数をふやして、鑑賞面でも諸種の研究の資料としても、いっそう利用の便を計った。 一、国宝の名称は、図版、解説とも略称を原則とした。 一、個別解説は、国宝指定の主旨に準拠しながら、その後の研究の成果も加味して叙述した。 一、各巻末に英文で図版目録を掲げ、随時簡単な英文注釈を付した。  この増補改訂版の編纂にあたっても、所有者各位の絶大なるご協力を頂いた。記して謝意を表する次第である。  昭和五十九年十一月  増補改訂版『国宝』編纂委員会  文化庁文化財保護部文化財鑑査官 西川杏太郎  文化庁文化財保護部美術工芸課長 山本信吉  文化庁文化財保護部建造物課長 鈴木嘉吉

【目次より】 カラー写真図版 50図 概説 仏画・祖師図序説 濱田隆 図版解説 ●仏画  仏涅槃図 金剛峯寺  釈迦金棺出現図 国(京都国立博物館)  釈迦如来像 神護寺  普賢菩薩像 国(東京国立博物館)  普賢菩薩像 豊乗寺  文殊渡海図 醍醐寺  十六羅漢像 国(東京国立博物館)  吉祥天像 薬師寺  両界曼荼羅図 教王護国寺  両界曼荼羅図 神護寺  両界曼荼羅図 子島寺 子島曼荼羅  五重塔初重壁画 醍醐寺  伝帝釈天曼荼羅図 室生寺  五大尊像 教王護国寺  五大尊像 醍醐寺  五大力菩薩像 有志八幡講十八箇院  不動明王像 園城寺  不動明王像 曼殊院  不動明王二童子像 青蓮院  孔雀明王像 国(東京国立博物館)  普賢延命像 持光寺  普賢延命像 松尾寺  虚空蔵菩薩像 国(東京国立博物館)  千手観音像 国(東京国立博物館)  伝船中湧現観音像 竜光院  十二天像 西大寺  十二天像 国(京都国立博物館)  十二天屏風 教王護国寺  閻魔天像 醍醐寺  訶梨帝母像 醍醐寺  仏眼仏母像 高山寺  善女竜王像 金剛峯寺  阿弥陀三尊像 蓮華三昧院  鳳凰堂中堂壁扉画 平等院  阿弥陀聖衆来迎図 有志八幡講十八箇院  阿弥陀三尊及童子像 法華寺  山越阿弥陀図 禅林寺  山越阿弥陀図 国(京都国立博物館)  阿弥陀二十五菩薩来迎図 知恩院 早来迎  六道絵 聖衆来迎寺  両部大経感得図 藤田美術館  倶舎曼荼羅図 東大寺  那智滝図 根津美術館 ●祖師図  慈恩大師像 薬師寺  聖徳太子及天台高僧像 一乗寺  勤操僧正像 普門院  明恵上人像 高山寺  親鸞聖人像 本願寺  蘭溪道隆像 建長寺  大燈国師像 大徳寺 英文目録

【概説】より一部紹介  仏画・祖師図序説 濱田隆  一 仏教の歴史的展開  仏教が釈尊の教えとして説き始められたのは紀元前五世紀頃と考えられている。これより以後、原始仏教、部派仏教(俗に小乗仏教と言う)、大乗仏教と次第に展開をとげたが、大乗仏教のヒンドゥー化に伴って変質した密教を最後に、十一世紀にはイスラム教徒のインド侵略によってインド仏教はついに終焉を迎えるのである。この千五百余年に及ぶ壮大な歴史的展開の中で、仏教は仏像や仏画に代表される数々の仏教美術をはぐくむことになる。  いまこれを概観するのに、仏教成立の当初においては、釈尊やその弟子たちの周辺にはいまだ仏教美術と称すべきものは存在しない。仏教美術の嚆矢と言うべきものは、紀元前三世紀頃活躍し、仏教に限りない庇護を与えたマウリア朝の英主アショカ王(阿育王)が仏法興隆を印した石柱と碑文とに求められる。ほぼこの頃を契機に、仏教美術はあまた分立派生した部派仏教諸派によって新しい展開を始めた。釈尊追慕の想いは分骨した舎利を奉安するストゥーパの建立を促し、これを装飾するものとして、小乗経典に説かれる釈尊の事蹟(仏伝)や釈尊前生の物語(本生譚)、仏教的譬喩譚などを主題とする造形が施された。さらに釈尊の周辺にはこれを外護する神々や、釈迦に先行する過去七仏、後続する弥勒菩薩などの存在が説かれるが、この時代にはまだ仏の姿そのものは表されず、その姿に代えて宝輪、宝座、菩提樹、傘蓋、ストゥーパ、仏足跡などの象徴的事物が、それぞれの場面に応じて表現されたことは興味深いところである。  大乗仏教時代に入ると仏教の教義は新しい展開を示し、悉有仏性の思想を背景に釈迦以外にも多くの仏、菩薩の存在を肯定し、諸仏の営む理想の国土である多くの浄土を提示する。まずこの時代にはガンダーラやマトゥラーを中心に仏の姿がはじめて具体的な造形として表現されるようになり、釈迦のいろいろの場面に対応する仏陀像や、その他の仏・菩薩像も造られるようになる。もとよりいぜんとして仏伝や本生譚の如き説話的主題もとりあげられるが、これと併行して三尊像をはじめ諸仏の浄土を意味する群像も造られ、仏教美術の世界をさらに豊かなものとした。  密教時代に入ると前代までに創造されたさまざまの仏・菩薩に加えて明王なども登場し、尊像の種類が一段と多様さを増すが、さらに重要なことはそれらが密教的世界観のもとに体系化された、いわゆる曼荼羅を構築するとともに、個々の修法に対応する新しい密教像の造形がみられることである。  このように仏像や仏画の表現は、仏教思想の進展とともに幾つかの段階を追って飛躍的展開をとげるが、いまこれらがわが国の仏教史の流れの中でどのように推移し、取捨選択されたか、そのあらましをはじめに展望しておきたい。
 二 日本仏教絵画概観  日本仏教のはじめは今さら言うまでもなく、五世紀における百済からの仏教公伝を第一とする。その初期には崇仏派と反対派との絶えざる政争があり、混乱が続いたが、やがて崇仏派の蘇我氏と叡明の主聖徳太子の影響が支配的となり、仏教は急速に日本史の表舞台に登場することになった。当時の仏教は概ね大陸仏教の直伝にすぎなかったが、大陸との交渉を重ねるにつれて仏教の本質をきわめようとする人々の往来も盛んになり、奈良時代には南都六宗と呼ばれる教学を主体とする仏教各派が形成されるにいたったのである。  このように仏教公伝より奈良時代の末にいたる約二世紀半の間、仏教は時とともに分化し、思想的にも深化を示すが、その対象とするところはいわゆる大乗仏教にもとづくものであり、従ってこの間の仏教美術もまた大乗仏教に依拠するものであったことは言うまでもない。それらは大乗仏教の教主釈迦如来をはじめ、大乗経典の中で大きな役割を果たした薬師、阿弥陀、毘慮舎那、弥勒、観音などの諸尊であり、さらにこれら諸仏の営む浄土の表現としての釈迦浄土、阿弥陀浄土、弥勒浄土などであった。またこの時代にわが国においてもわずかではあるが、インド仏教美術の最古層に属する本生や仏伝に関する説話的絵画や彫刻が創造されたことは忘れがたい。  この時期を通じて、仏教美術の中心をなす仏像の表現はもっぱら彫刻によって表され、仏教絵画としては一部の説話画を例外とすれば、浄土図の如き群像的表現が主流をなすが、さらに興味深いのはこのような浄土図が大陸の影響を受けて、しばしば伽藍の周囲を飾る壁画として表現されている点である。またこのほかにも同様な意味において、厨子の内外を飾る扉絵や板絵として描かれる例が多く、仏画は建築や工芸品の荘厳に奉仕する従属的役割を多く担って来た。  時代が降って奈良時代もとくに後半に入ると、これまで顕著に認められなかった大乗仏教の変容としての(以下略)

【作品解説より 一部紹介】
1 仏涅槃図 一幅
 「応徳三年丙寅四月七日甲午奉写已畢」の銘がある  和歌山県伊都郡高野町大字高野山  金剛峯寺  絹本著色 縦267.6cm 横271.2cm  平安時代
 二月十五日は釈迦が入滅した日である。この日は多くの寺院で釈迦の入滅を記念し、その恩徳を讃える涅槃会が行われる。わが国では常楽会として興福寺において修せられたのが古いが、以来次第に広がり、鎌倉時代の釈迦信仰の興隆とともに全国的に普及した。涅槃図はこの涅槃会の本尊として奉掛される。従ってその数は実に夥しく伝世しているが、本図は「応徳三年」の年紀があり、わが国最古の絵像涅槃として、また仏画中の最高傑作として貴重とされている。  晩年のこと、釈迦は一団の弟子達を伴って旅していたが、帰依者である純陀から供養として受けた食事がもとで発病してしまう。死期を悟った釈迦は、拘尸那掲羅の跋提河の畔の沙羅林に行き、床を設けさせ、そこで弟子達から最後の質問を受けた後、北首して横臥し、夜半に涅槃に入った。衆生は悲号し、天地諸山大海は鳴動し、涅槃の座を囲み立っていた沙羅双樹は白鶴の如く色を変じたという。図は釈迦の一生の事蹟のうちこのような最も劇的な場面を描くものである。双樹の葉の色は半分は白褐色を呈して自然の変化の相を示している。  釈迦は枕に頭を載せ仰向けに横たわり、手足をすっと伸ばしている。経典の説くところでは右肘を折って手枕とすると説き、後代の涅槃図ではみなそのような形をとる。また、釈迦は赤衣を着けるのが普通であるが、本図では白い衣である。これらは経典の説くところと異なりを見せる部分であるが、それが却って本図の荘重さと優美さを高める効果を出しているようである。  釈迦の周辺を見ると、枕辺に近く慈氏(弥勒)、地蔵、普賢等の諸菩薩、次いで仏弟子達が囲繞して位置し、足辺から前方に大臣や諸天、力士達がおり、そして純陀の一族が供物を捧げて悲嘆にくれている。このような図の構成で注意されるのは慈氏菩薩である。中国における涅槃相の表現を見ると、多くの場合、枕辺に女性とも菩薩とも見られる一人物が位置している。本図では未来仏である慈氏菩薩としているわけであるが、本図が人物構成の上で中国の涅槃と通じる要素を示した点である。  表現は古典的であり、釈迦の安らぎの表情はまことに美しく、諸菩薩の優美な姿態のうちに示す悲愁の表情は美と宗教性の類い稀な融合を表現している。構図はやや散開的に見えるが、釈迦中心として大きな渦巻きとなって纏められ、刀利天から急ぎ下って来た母なる摩耶夫人の視線は優しく釈迦に注がれて、劇的光景の本質を見事 に組み立てている。  周辺の情景の表現にもまた細かな配慮がなされている。河岸に打ち寄せる波、岸の上の鹿、飛び交う白い鳥なども情趣を高める目立たぬ要素であるが、上方の山から前方に向かい、沙羅双樹の中に流れ込むように描かれた霧は本図の自然表現の非凡さを示すものである。

2 釈迦金棺出現図 一幅
 京都市東山区茶屋町五二七  国(京都国立博物館保管)  絹本著色 縦160.0cm 横22925cm  平安時代
 釈迦金棺出現図は釈迦再生説法図とも言われるように釈迦の涅槃にまつわる奇跡と母への孝養を描いたものである。涅槃図の中には涅槃の相だけでなく、周辺に涅槃にまつわる物語を加えるものがあり、その中の一つとして金棺出現図を描くものがあるが、それらはみな鎌倉時代の作であって平安時代の涅槃図にはなく、本図の如きは唯一孤高の作と称し得る。  沙羅林中に設けた宝床で釈迦が涅槃すると、その遺体は香油で清め金棺に納められ、さらにこれを銅棺、そして鉄棺に納めて厳重に装護する。これを見てから仏弟子の阿那律は刀利天に上り、釈迦の(後略)

10 両界曼荼羅図(高雄曼荼羅) 二幅
 京都市右京区梅ヶ畑高雄町  神護寺  紫綾金銀泥絵 胎蔵界 寸法略  金剛界 寸法略  平安時代
 「神護寺略記」灌頂院の項によれば、空海が新造の堂に安置した両界曼荼羅は胎蔵界が八副、金剛界が七副、赤紫の綾に金銀泥絵で、天長年間(八二四~八三四)に作られたという。  大きさや品質から、「高雄曼荼羅」と称される本図がそれにあたるのは確実であろう(本図の胎蔵界は九副であるが、両端が各半副のため実質八副となる)。  本図の割付寸法は唐尺によっており、唐画を写したことを示している。祖本と考えられるのは空海の「請来目録」に載るもので、師の恵果が宮廷画家の李真等に描かせて付与した彩色本であるが、それを金銀泥の線描に転換したのであろう。金銀泥絵の伝統は奈良時代からあり、曼荼羅としては、空海が弘仁十二年(八二こに十七尊曼荼羅を制作しており、また円仁の請来品に金泥線描本曼荼羅があることによって彼地での背景も知られる。  大柄の案文が織り出された赤紫色の綾地は、全面にわたって断爛を生じているものの、あまり大きく欠損することはなく、雄大な全体像が保たれている。また補筆を全く蒙っていないため、金銀泥のみを使用した線描による、当初の表現を十分に見ることができる。 像の肉身部は殆んどすべて金泥であるように、金を主とするが、随所に少なからず銀泥を配合して、巧みに変化を生み出している。描線は細いが、わずかに生じた肥痩が筆力のたしかさを窺わせる。光背の円相や火焔などには淡い隈が加えられ、線描のみによる像を引き立てるようである。  像は身体各部の比例がよく整い、斜め向きの像でも動きは少なく、端正である。広い肩や太い腕など、逞しい体格でありながら、滑らかな曲線によって、分節をあまり明瞭にせず形造るため、むしろ肉付の柔らかさが目立っている。顔も面長の輪郭に、眼鼻が大きさ配置とも程よく、穏やかな表情を見せる。  中唐の標準的な作風を模すと考えられるものであるが、東大寺大仏の蓮弁線刻(4巻28図)など奈良時代の遺品とも密接な繋りを示し、より柔和で温か味を感じさせる表現となっている。

11 両界曼荼羅図(子島曼荼羅) 二幅
 奈良県高市郡高取町大字観覚寺五四四  子島寺  紺綾金銀泥絵 胎蔵界 寸法略  金剛界 寸法略  平安時代
 細かい菱形の地文がある紺色の綾を各七枚継いだ大幅に、金銀泥で線を主体に綿密に描いている。この形態は高雄曼荼羅(10図)を想起させるが、彼図においては微妙な地色に金銀の適当な配合が深い味わいを生み出しているのに対し、本図では、金泥を圧倒的に主としており、濃く面的に塗る部分も少なくはないため、比較的単純な地色との対比が著しく、図様が明晰になっている反面、平板の弊は免れない。細く滑らかな描線が、機械的な画一性を示すのも、全体の単調な印象に加担するものであろう。  像は頭部が小さく、胴が長く、四肢も細く長い特徴を有ずる、軽快な体形である。しかも小さい凹凸を消し去って単純な輪郭に描くため、質量感が乏しい。裳の文様や大きい臂釧は、肉身の立体性を殆んど無視して平面的に描かれ、また衣文線も細線を密な平行状に並べて文様と同様に扱うなど、これらの副次的要素もやはり、像を平面的に把握する傾向を示している。文様については、光背の全体にわたって唐草文や雲文等を描き詰めるのが珍しく、台座の蓮弁にも入念に施文する。また胎蔵界中央や金剛界各会の、地の格子文の中の花文を大きく華やかに形作ることなどによっても、図は著しく装飾的になっている。  図像の面では、通常の現図曼荼羅に比べて、構成の一部にかなり(後略)

★状態★
昭和62年の、とても古い本です。 函の外観は通常保管によるスレ・裏表紙側にうすい黒ずみ程度、 金箔押し布張り上製本の外観は経年並み良好、 天小口余白部などに経年並ヤケありますが、 カラー写真図版良好、目立った書込み・線引無し、経年の割に比較的状態の良い本です。 問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください)
<絶版・入手困難本>オークションにも滅多に出ない、貴重な一冊です。 古本・品にご理解のある方、この機会にぜひ宜しくお願いいたします。

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