戦国時代の実戦刀の出品でございます。

ガッシリとした平作りの脇差で実戦では鎧通しの役割りを担っていたのではと推察します。
鎬筋のない平作りの本作品は切っ先鋭く革鎧に対する切れ味が一段と優れていると思われます。
抜刀すればその迫力に驚き緊張感を禁じ得ないその姿は、博物館で観賞する注文打の上品さは微塵もなく、猛々しさと荒々しさのみが全面に押し出されて向かう相手の戦意を喪失させた事でしょう。

本作品は3箇所に小さな刃こぼれがございます。
また、鍛え割れが多く見られます。
それ以外には欠点は無いと思われます。

ハバキは柄と一体の木製と成っております。

刃長 36.8センチ 反り 0.4センチ 元幅 3センチ 重ね 1センチ

白鞘

発送は本作品をクラフト紙にくるみさらにプチプチで巻いてお送りします。登録証は鞘に巻き付けます。箱梱包はしませんのでご了承下さい。

以上ご納得の上でのご入札をお持ちしております。