Valves" World ギャラリーLUXキットモデルのA３６００改修です。
出力管８０４５ＧがNECで生産終了になり入手困難になった事から、LUXキットモデルのトランス全てを生かせる回路を、手造り真空管アンプ工房Valves" World ギャラリーに見つけて、作成しました。回路構成 (記事内容)電源回路はダイオードと６ＢＹ５を二本組み合わせたハイブリッドとしました、電源トランスのヒーター巻き線に余裕がありますので追加トランスは不要で、初段と位相反転は、真空管６ＡＱ８と６ＦＱ７を利用してムラード型でまとめてあり、出力段は固定バイアスＡＢ級動作からセルフバイアスA級動作に変更、三結・UL の動作切り替えSWを設けてあります。その他内部部品はすべて新品に交換、カップリングコンデンサーはオイルコンに配線材はUSA Thermax社のテフロン被覆線を使用。電源トランス・・・・・・LUX S2007チョークトランス・・・LUX C2006出力トランス……LUX OY－１５－３．６KHP ×2真空管USA ＧＥ・・・・・・６５５０Ａ ×４USA ・・・・・６ＢＹ５ＧＡ ×２USA ・・・・・・６FQ７ ×２ｎａｔｉｏｎａｌ ・・・・・６ＡＱ８ ×１基本性能出力 ２６ (17) W ＋ ２６ (17) W 所要入力 ６５０ （５００） ｍV 全高調波歪率1KHz 1ｗ時 0.02 (0.05) ％以下10W 時 0.1 (0.2) ％以下 15W 時 0.2 (0.5) ％以下再生周波数帯域 ５Hz ～ ７０KHz (－１dB)ダンピングファクター ５．５残留ノイズ ０．５ ｍＶ以下消費電力 ２００ W回路図 個人的な感想ですが、力強く、それでいて高音域もきれいに再生してくれます、スッキリした音です。